2016年6月13日月曜日

キツネの駆除

4月に有害鳥獣捕獲の許可がおりたが、体調を崩して出動出来ない状態が続いた。6月には何とか回復、久し振りに空気銃をもって近くの山に行く。

カラスもキジバトもいることはいるが、人家の近くにいて撃てない状態。そろそろ帰路につこうかと山奥の畑を通りかかった時、いきなりキツネの群れが車の前を横切った。群れは親1匹と子供3匹。親キツネがこちらを睨んで威嚇している。1発撃つと遠ざかるが、すぐまた近くでこちらを見ている。数発撃つうちに親キツネは遠くに行ってしまった。

残るは子供のみ。警戒心が薄く、こちらをじっと見ている。距離は50メートル。数発のうち1発が子ギツネに命中した。

体長50センチメートル位の子ギツネ。まだ2匹が近くでウロチョロしているが、隠れて出てこなくなったので帰路につく。弾が当たった時のキツネの叫び声が耳に残って離れない。

捕獲したキツネは両耳の先端を切り取ってジップロックに入れておく。申請の際にはこれが必要になるのである。1日経って良く見ると袋の中に小さなゴミのようなものが・・・


ダニである。切り取った耳に付いていたのであろう。こいつに喰いつかれてはたまらない。ジップロックごと冷凍庫で保管する。お金がもらえるからいいねと思うかもしれないが、そんなことはほとんどない。有害駆除には色々なリスクがつきものなのだ。