2014年11月30日日曜日

ひょうたん沼攻略作戦

30日、支部の若手を中心とした会員7名(Kさん、SGさん、Oさん、SKさん、しょうずさん、Hさん、私)が共同でカモ猟をすることになった。場所は先週マガモの実績があった仮称「ひょうたん沼」である。

今回の作戦は水路沿いのB地点に3人、上流側のD地点に2人が付き、真ん中付近のA地点からカモをどちらかに追い出して一斉射撃により捕獲。さらにその後、少し離れたところにある調整池のカモをD地点の1人が追い出して第2次攻撃をかけるというもの。果たしてシナリオ通りに行くかどうか・・・

B地点のOさんとD地点のしょうずさんから無線で準備完了との連絡が入る。A地点から私とHさんがゆっくりと池に近付く。D地点の近くに3羽のカモがいるのを発見。カモはすぐこちらに気が付き、本流方向へ飛んでいく。さらに遅れて出た1羽も本流へ飛んでしまい、作戦は不発のまま終了。

続いて仮称「秘密の池」へ移動する。ここは池が2つに分かれており、池と池の間にある刈り分け道からAとBに分かれて攻める作戦である。ところが池の中には全くカモが入っておらず、これまたあっけなく終了。なかなか作戦通りにはいかないものである。

時間があるので近くのため池を回るが、すでに池には氷が張っていた。どうやらため池のシーズンは終わりを迎えたようである。とある河口付近もこの日はカモの姿はなく、昼頃に解散となった。

部会の大先輩Hさんから「もう使わないから」ということで自作のカモキャッチャーをいただいた。発砲スチロールを楕円形に削ってオモリと細い針金を取り付けたもの。細い針金は10本位出ており、これにカモを絡めるのがポイント。糸はナイロンよりも丈夫なPEラインを使うといいらしい。これを参考にしてさらに強力なカモキャッチャーを作ってみようと思う。

2014年11月24日月曜日

今期初のマガモ

24日、今年から狩猟を始めたSKさんとカモ猟に行く。SKさんは美容師をやっているので他のメンバーと休みが合わず、1人で狩猟に行くことが多いらしい。それでは仕事の前の2時間だけでも一緒に行こうかということで近くの池を回ることにした。

先週たくさんのマガモが入っていた場所に到着。SKさんも無線を持っているので、ここは二手に分かれて攻めた方がいいと判断し、SKさんの方にカモを追い出すよう私は下流側に向かう。30m先にカモの姿を発見した瞬間、群れが一斉に飛び立つ。イチかバチかで群れの真ん中に向けて発砲し、1羽が水面に落ちた。


カモキャッチャーで回収を試みるが、ヤブが深くてあちこちに引っ掛かり、苦戦を強いられる。それでも何とか回収に成功した。

今回の獲物は大きなマガモのメス。今期初のマガモである。弾は運良く首に当たっていた。何といってもこれはチームの成果。私1人では獲れなかったかもしれない。やはり仲間と一緒だと心強いものである。

マガモを持って記念撮影。SKさんはなかなかのイケメン。お顔をお見せすることができないのがとても残念である。

 SKさんは今期コガモを何羽もゲットしており、捕獲後の処理も慣れている。最近の新人はレベルが高い。 処理が終わったところで時間になったので終了。池には氷が張 り始めたが、もう少しカモ猟が楽しめそうである。

2014年11月16日日曜日

同期でカモ猟

16日、空気銃射撃練習会で良く顔を合わせる同期のメンバーでカモ猟に行くことになった。メンバーはブログ「銃の所持に向けて(仮)」のしょうずさん、同ブログで同期猟師の名前で登場するIさん、Oさん、そして私の4人である。車2台で札幌近郊のポイントを回っていくが、カモ猟の場合、複数でやった方が何かと効率が良い。

3つめのポイントでは、しょうずさんと同期猟師さん、Oさんと私の2チームで別方向から攻めることにする。この時期のカモの警戒心はかなり強くなっており、我々がかなり遠い位置にいるにもかかわらずすぐに飛び立ってしまう。これはダメかと思いつつ池へと向かう途中、しょうずさんから無線で「カモの姿を発見した」との連絡が入る。すかさずIさんが発砲し、仕留めた獲物はヒドリガモのメス。 ここでしょうずさんと同期猟師さんは別用務のため別れて、Oさんとともにポイント回りを続ける。

川に沿って走っているとOさんがカモの姿を発見。地図に載っていないところに池があり、中にはカモの大群がいた。接近を試みるもあっという間に逃げられてしまったが、かなり有望な場所である。意外と近くに知らないポイントがあるものだ。

さらにOさんが「秘密の池」なる場所に案内してくれた。実はこの池も地図には載っていない。この日はカモの姿は無かったが、ここもタイミングによってはかなりのカモが入る場所とのこと。GPSと2万5千分の1地形図だけが頼りの自分としては絶対に見つけることができないところである。

さらにいつものため池を回って行く。カモがいるかどうかドキドキしながら池に近付くのは何とも言えない楽しさがある。チャンスは数回あったが、捕獲には至らず正午に終了。身が引き締まるような寒さの中でカモ猟を楽しむことができた。

2014年11月13日木曜日

空気銃射撃練習会(11月)

3か月振りに空気銃射撃練習会に参加した。今回はエースハンターをオーバーホールに出してから初めての練習。エアー漏れの修理と引金の調整を行い、ゼロインは8回ポンプで30mに合わせてもらった。

調整の結果、引金がとても軽くなった。エアー漏れの音もしなくなり、良い感じである。標的射撃の方は距離が50mであり、ゼロインの距離とは合っていないため着弾はバラバラ。20発撃って黒丸内8発、黒丸外8発、紙の外4発という状態。

 2回目、レティクルを上下にずらしながら色々と撃ってみる。19発撃って黒丸内6発、黒丸外10発、紙の外3発という結果。ゼロインと距離が合っていないので当然ではあるが、実猟では距離をしっかり見極めて撃たないとお話しにならないだろう。

練習が終わって割れた弾の破片をみんなで協力しながら拾う。この射撃場はテニスでも使用しているため、破片でケガをしないよう気を付けているのである。

帰り際に指導員の方からカボチャとブロッコリーをもらった。標的は全然当たらなかったが、お土産が当たったというオチがついてこの日は終了。しょうずさんいつも標的を見て下さってありがとうございます。

2014年11月10日月曜日

第1回シカ共同猟

9日、今年初のシカ共同猟に参加した。今回の参加者は30名。午前7時30分、現地で朝の挨拶と打ち合わせが行われる。山を前にどこに誰がどう入るか、このことが事故防止にとって非常に重要なのだ。


今回は久し振りに勢子で参加することにした。右の尾根についている古い林道や獣道を辿りながら奥の稜線を目指して歩く。それぞれの尾根に張り付いている「待ち」のところに獲物を追い出すのが我々の役目なのだが、獲物を見つけたら撃ってもいい。そういう意味では忍び猟の要素もある。

稜線には1時間半ほどで到着。別の勢子チームが音を出しながら手前の尾根を降りて行く。ここで2頭のシカを発見するが、気付くのが遅くて走られてしまい、惜しくも逃す。さらに我々は最も遠い左の尾根を回り込んでツネ道沿いに沢に出る。ここでYさんと離れて別々に枝沢を捜索するが、ベースへ向かって降りているYさんから「真新しいクマの足跡があるから気を付けて」との無線が入る。

いくら鉄砲を持っているからといってもクマのいる沢を1人で歩くというのはやっぱり恐い。そうこうするうちにクマの足跡を発見。急ぎ足でベースへと向かう。まったく情けない猟師だが、Yさん曰く「足跡があっても無くてもクマはいるものだ。山なんだから」確かにその通りである。

仲間の姿を見つけて一安心。この日は山の中を8kmほど歩いた。午前11時、他のチームも次々とベースに戻ってきた。3本目の尾根に付いた待ちがメスを1頭捕獲したとのことで遅れて到着する。

共同猟の後は豚汁を食べて冷えた体を温める。いつもの通り情報交換に花が咲く。

肉を分けたり、記念撮影をしながら午後1時に解散。日没まで時間があるので近くの林道を1人で流すことにする。

先々週もこの林道に来たのだが、2週間経って林道内がかなり荒れており、倒木で通れなくなっている場所もあった。チェーンソーが無いので手ノコで切り、自力で木を引っ張ってよける。直径15cm位の木なら手ノコであっという間に切ることが可能である。

何本か林道を流すが、シカの姿は見つけられない。最後の林道の奥は太い倒木で通行不能。もちろん手ノコで切れるレベルではなく、ここで日没となって終了。たくさん歩いて、たくさん走った楽しい1日だった。

2014年11月3日月曜日

連休2連発

11月第1週の連休は狩猟のベストシーズンでもある。今回はいつもこのブログにコメントを下さっている2名の方と狩猟を楽しんだ。
2日、早来猟師さんと6時に現地で合流し、ホームグラウンドの林道を案内してもらう。さすが地元を熟知しており、色々なポイントを次々に回っていく。

途中でシカの姿を見かけるが、遠かったり、いきなり走ったりでなかなか撃つチャンスがない。すぐ近くの尾根からオスの鳴き声が聞こえてくる。シカ笛を吹いて待つが、ヤツは姿を現わさない。さらに牧草地を駆け抜けるシカを追ったり、ヤブの中の足跡を追跡したりと変化があっておもしろい。

この日はオスとメス合わせて10頭近くを見かけた。発砲のチャンスはなかったが、初めて入った林道の風景と奥深い森の素晴らしさを堪能し、色々と参考になる話も聞くことができた。早来猟師さんどうもありがとうございました。

翌日は空知のガンオタさんとカモ猟へ出撃する。こちらも地元の人しかわからないポイントに案内してもらう。カモが入っていない池もあるが、入っているところにはものすごい数の群れがいる。

この時期のカモは警戒心が強くなっており、少し近付いただけで飛び立ってしまう。飛行中のカモを狙って撃つが、全くかすりもしない。狙って撃つと当たらないし、狙わないで撃つとなぜか当たることもある。カモを撃つ技術というのは本当に難しい。

最後の池でカモの群れを発見し、ヤブを漕いで近付く。当然のごとく一斉に飛び立つが、すぐに水面に舞い戻ってくる。戻ってきたカモを波状攻撃で狙い撃ち、2人で4羽のコガモを獲ることができた。 空知のガンオタさんどうもありがとうございました。

空知のガンオタさんと別れて札幌へ戻る途中、いつもの猟場に寄ってみることにした。数羽の群れを発見し、ゆっくりと池に近付く。その途端に強い風が吹いてきた。これはチャンスとばかり激しく揺れるススキとササに隠れながら水面をのぞくと目の前5m先にカモがいる。すかさず引金を引いた。 

獲物は大型のカルガモ。風で流されて回収に手間取ったが、今年一番の大物だった。途中で雪が降り始め、徐々に冬が近づいていることを実感する。充実した2日間となった。