2014年5月28日水曜日

エゾシカのすね肉シチュー

 3月に獲ったシカ肉は部位別に冷凍保存している。今回は煮込み料理に最適なすね肉を使ってシチューを作ることにした。まず解凍したすね肉を一口大に切る。

 重要なのはお湯でアク抜きをすること。たくさんアクが出たらお湯を取りかえる。これをアクが出なくなるなるまで約3回繰り返し、ザルにあげておく。

鍋に油をひいてバターとニンニクを入れ、軽く塩コショーをふって、玉ねぎ(8等分)、ニンジン(輪切り)と一緒に肉を炒める。すでに肉の臭みはほとんど無くなっている。

水500CC、赤ワイン100CC、野菜ジュース100CC、ローリエ1枚を入れて肉が柔らかくなるまで煮込む。圧力鍋を使うとかなり時間が短縮できる。ストッパーが上がってから約10分で火を止める。

ストッパーが下がったら蓋を開け、じゃがいもを入れて20分ほど煮込んでから、缶入りデミグラスソースを入れる。このままではゆるいのでビーフシチューのルーを入れてとろみをつける。最後に塩とコショーで味をととのえて完成。

すね肉はじっくり煮込んでも煮崩れせず、煮込むほど深い味わいが出る。1頭から取れる量も少なく、取りにくいのが欠点だが、捨てるのはもったいない。市販のルーを使って簡単においしくできるのでやってみてほしい。

2014年5月15日木曜日

エゾシカ肉料理を楽しむ懇親会

12日、ハンターの会の関連行事が入ったため、月に1回の空気銃練習会は残念ながら欠席。今回は「エゾシカ肉料理を楽しむ懇親会」と題して、エゾシカ料理を食べながら北海道環境生活部の皆さんと交流することになった。場所はKKR札幌のレストランマイヨール。参加者は22名とたくさんの人が集まった。

最初に出てきたのはトド肉のハム。恐る恐る食べてみると… うまいっ!味そのものはクジラに似た感じである。脂もコクがあって独特の風味。きっと作り方が上手なんだと思うが、お酒のつまみに最高である。

続いて「エゾシカ肉のパテ・アンクルートと鹿コンソメ」。アンクルートはいわゆる「パイ包み焼き」である。酸味のあるジャムがとてもよく合う。じっくり煮込んだコンソメも良い味が出ている。

メインの「エゾシカもも肉と鴨フォアグラのロースト ベアルヌ風」。もも肉は限りなくくレアに近い。焼く温度が少しでも違うとこうはならないらしい。非常に絶品である。

このレストランでは他では味わえないエゾシカ肉料理を提供してくれる。食材として取り扱いが難しいといわれるエゾシカ肉を美味しく仕上げる技術は天下一品。機会があったら是非試してみてほしい。

この日はエゾシカ料理を食べながら、普段あまりお会いすることのない人達とも懇親を深めることができた。曲がりなりにもハンターになったことで色々な人と出会い、自分の人間関係というか裾野を広げてくれていると思うのである。

2014年5月13日火曜日

フィールド射撃会

11日、部会主催のフィールド射撃会が浦臼町で開催された。この日は好天に恵まれ、絶好の射撃日和である。

今回の参加者は9名。ルールはトラップ射撃で2ラウンドの合計枚数の多い人から順位を付けるもの。ちなみにクレーの方向はストレートのみ。当たりやすい設定になっている。

前半グループの5名は順調に当てている。天気が良いので白色のクレーが見やすい。そのことが幸いしてか15枚以上当てる人が続出。後半の4名も前半グループを追い越せとばかり健闘する。10時30分に競技は終了。

 
終了後に表彰式が行われる。37枚を当てたMさんが優勝。1枚差でOさんが準優勝となった。優勝者と準優勝者にはトロフィーが授与された。私の成績は1ラウンド目14枚、2ラウンド目10枚の24枚で6位。うーん、まだまだ修行が足りない。


やはり大会だけでは物足りないのでさらに2ラウンドほど遊ぶことにする。普通のトラップは右や左に大きくクレーが飛んでいく。ストレートよりも当然ながら難しく、結果は8枚。さらにスキート射撃にも挑戦する。はじめにプーラーから撃ち方の説明を聞くが、順番がいまいち理解できずに四苦八苦。さらにクレーが速すぎて全然追い付かない。結果は4枚。やればやるほど悪くなるのでこれにて終了とする。




札幌に帰る途中、宮島沼に寄ってみる。たくさんいた水鳥もほとんどいない。猟期までの間、イメージトレーニングを繰り返し行うことが非常に大切。まあ、自分の場合、もっと射撃の腕を磨く方が先かな。