2013年12月21日土曜日

文書通知


自宅に猟友会支部からの封筒が届いた。さっそく開けると中には新年会・合同慰霊祭の案内の他に「猟銃による事故及び違反の防止について」と題する文書が同封されていた。

その内容であるが、全国的に狩猟事故が多発しており、他損による死亡事故4件、傷害事故25件、自損による死亡事故13件、傷害事故242件にのぼるという。よって全国の警察本部では取り締まりを強化しているので十分気をつけて狩猟や有害駆除を行うようにとのこと。注意事項として下記の内容が書かれていた。

◆出猟時の注意事項
1、所持許可証・登録証・狩猟記章の所持確認
1、帽子・ベストの着用
1、出猟前に銃と弾の再確認

◆猟場における注意事項
1、装填と脱包をこまめに実施する事
1、車輌移動時には短距離でも、脱包と銃カバーを忘れずに(林道上で検挙される者が多い)
1、矢先の安全確認と獲物の確認をしっかりとすること(判別に疑問がある場合は発射しない)
1、公道(林道)上や車中からの発砲は厳禁です

以上、いまさらという気がしないわけでもないが、銃刀法の改正を国に要請している猟友会としては今の状況にかなりの危機感を持っているということだろう。それにしてもなぜ今年は全国的に事故が多いのだろうか。私見であるが、有害駆除による無理な捕獲もその一因であるような気がする。北海道でも平成25年4月からのエゾシカ有害捕獲頭数は現在までに8万頭にのぼるという。平成23年度実績を約1万頭も上回っているというから相当な数字だ。農産物被害が減るのはありがたいことだが、事故だけは絶対に起こしてはならない。再び農産物被害が増えるのも、これ以上規制が厳しくなるのもゴメンである。

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