2013年3月6日水曜日

シカ肉ソーセージ

先日獲ったシカ肉でソーセージを作ることにした。自分で作るのは無理なので業者に委託加工する形である。まず肉に付いている骨や毛をていねいに取り除き、きれいに洗って冷蔵しておく。

 1週間後、札幌市内にある食肉加工業者に肉を持ち込む。ここで加工してくれるソーセージは「クラコウ」と呼ばれるサラミソーセージである。今回は1本300gのものを作ってもらうことにする。

肉の重さを量ってみると全体で2.6kg。ちなみに加工料は1kgあたり1060円、さらに真空パックにすることで1本あたり50円がかかるとのこと。

2週間後、業者からソーセージができたので取りに来てくださいとの連絡が来た。持ち込んだ肉で13本作ることができた。支払合計は3576円。1本あたり275円の計算である。

1本づつ真空パックにしているので、冷蔵庫で保存すれば最低でも1カ月は保存できる。冷凍すればさらに保存できるが、味は落ちるとのこと。

切ってみるとこんな感じ。さっそくビールのつまみとして食べてみる。香辛料がピリッときいていて最高である。家族もこれなら食べられそうということで喜んでくれた。シカ肉が苦手な人にもこれは使える方法なのでぜひ試してほしい。


2013年3月5日火曜日

猟友会総会



私が所属する猟友会の総会に参加した。近くの健康センターで12時30分から総会が開催され、終了後は懇親会という流れである。出席人数は20名。私は初参加ということもあり、初めて顔を見る方が多い。

総会では平成25年度の活動計画を決定。懇親会では参加者同士で情報交換を行うが、私にとっては貴重な情報ばかり。その一部を紹介したい。

○クマを狙う時は自分よりも上にいるクマを撃ってはダメ。下に降りてくる勢いで襲ってくる。心臓を撃ち抜いても100メートルは走る。
○手負いのクマを仕留めに山に入った時のこと、雨が降っていたので銃にカバーをかけていた。犬がそわそわし始めて後ろを振り返った途端にクマが襲いかかってきた。カバーを外すのに手間取り、クマがのしかかってきた時に一発撃ったところアゴの骨を撃ち抜いた。クマは頭に噛みついてきたが、下アゴが砕けた状態だったので致命傷には至らず、大ケガで済んだ。
○シカ肉の味は何をエサにしているかで変わる。ニンジンを食べているシカ肉はとても美味しく、リンゴを食べているシカのレバーは絶品だった。
○シカの放血で首を切っても心臓を止まっている状態でやってもダメ。それよりもいち早く内臓を抜いた方が良い。また、ビニール袋で肉を運ぶのはやめた方がいい。蒸れるし臭いも残る。

この他にも色々あるのだが、普段なかなか聞けない話もあって参考になった。猟友会の先輩方の話を聞いていつも思うのは人それぞれのやり方があってそれでうまくやっているということ。未熟な自分としては聞くものすべてが新鮮なのだが、参考になるものをひとつでも取り入れることができればと思っている。